トップ>>コラム一覧>>これからの季節は、【半身浴に楽しみ】をプラスして!
このエントリーをはてなブックマークに追加

これからの季節は、【半身浴に楽しみ】をプラスして!



これからどんどんと気温が下がっていく季節ですね。
そんな季節になると、体が冷える、血行不良となる、寒さから体がこわばる、などと感じる方もいらっしゃることと思います。
そんな時にオススメしたいのが、半身浴です。

半身浴にはリラックス効果や、体が温まることで血行を促進する、質の良い睡眠を促し疲労回復に効果的など、さまざまな作用があると言われています。
そんな半身浴の入浴方法をご紹介しましょう。

どのような入浴が半身浴?

半身浴は自宅で手軽に行えて、また長時間の入浴でも心臓や肺への負担が軽く取り組みやすいです。
半身浴のポイントは…

・お湯の温度…38~40℃を目安に
・お湯の量…みぞおちまでを目安に
たったこの2つを行うだけで半身浴を楽しめます。

ただ半身浴は、お湯がぬるく量も少なめとなるので、肩からタオルをかけるなど体温調節を忘れずに
しましょう。

また、お湯をはる時にわざとフタを開けておき、浴室全体を暖めておくと身体が芯から温まるまでも快適に
過ごせます。

半身浴でよりリラックスするためには…

一般的な半身浴の入浴方法は、約20分浸かり、約15分の休憩を挟む。
この繰り返しになります。
しかし半身浴で大切なことは、時間を守ることではなく気持ちよく入浴することです。

20分のんびりと浸かることが性格的に難しいという方は、自分がより楽しめる何かをお風呂場に持ち込むことをオススメします。

・雑誌や本を読む
適当に開けて、適度に切り上げられる雑誌や、かつて読んだ短編小説などをオススメします。
内容に一生懸命になるあまり「お風呂に浸かりすぎて、のぼせてしまった…」とならないように気をつけましょう。

・リラックスすることに専念する
日ごろ頭をフル回転させている方は、半身浴でリラックスすることをオススメします。
照明をおとし湯船にキャンドルを浮かべれば、揺れる炎で自然とリラックスすることができるでしょう。
またお風呂用のマクラをセットすることで、体勢も楽になります。
さらに浴室用のプラネタリウムなどでお気に入りの空間に浸ってみてはいかがでしょうか。

・音楽を楽しむ
お風呂で音楽を楽しめる防水スピーカーや、湯船に浮かべて音楽を楽しめるワイヤレススピーカーなどが
あります。

音楽心理学の専門家であり音環境コンサルタントの齋藤寛さんによると、『お風呂で聞くとリラックス出来る
音楽は、モーツァルトピアノソナタ第16番第2楽章
』とのことです。
お風呂は音が反響するため、音数や楽器が多い曲だとにぎやかに聞こえてしまうため、リラックスしたい場合はピアノソロや小編成の曲をオススメします。

・アロマを楽しむ
好きなアロマオイルをお風呂に入れて香りを楽しむ方法もあります。
アロマの分量は、1人につき多くても5滴までにしてお湯をよくかき混ぜるようにしましょう。
後に入る人がいる場合でも、濃度が上がってしまうのでアロマオイルを足すことは避けて下さい。

敏感肌の方はレモン、グレープフルーツなどの柑橘系やペパーミントなどを使うと肌に刺激を感じる場合もあるので注意しましょう。

リラックスしたい場合はラベンダーやローズ、ジャスミンを楽しみましょう。
スッキリしたい時はローズマリーやユーカリなどを加えてみて下さいね。

・ドライハーブを楽しむ
ご自宅のお風呂でドライハーブを楽しみたい場合は10~20gを目安にしましょう。
もちろんバスタブの大きさによって量を調節することも忘れずに。

ドライハーブをバスタブに入れる場合は大きめのティーバッグに入れる、または木綿布やガーゼにしてくるむ
方法をオススメします。
袋にきっちりと詰め込むと、お湯で膨らんで溢れてしまうので気をつけましょう。

ドライハーブ選びに悩んだ場合は、バラの花びらやカモミールやローズマリー、ラベンダー、タイムなどが
オススメですので、このなかから気に入ったものを使用してみてはいかがでしょうか。