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アロマを使ったスプレーで快適に【虫よけ】をしましょう!


蚊を媒介して発症するデング熱のニュースは、毎日のように報道されています。

小さいお子さんがいる家庭では公園に行く機会も多く、不安になるという方も多くいらっしゃるでしょう。

けれど、「今から虫よけスプレーを買ってもほとんど使わないかもしれない…」そんな風に考える方、虫よけスプレーの臭いがキツイと感じる方など、 市販の虫よけスプレーに不満を感じたことがある方にオススメしたいのが、アロマを使用したスプレーで虫を寄せ付けない方法です。

実は、アロマで虫よけスプレーが簡単に作れるので、ぜひ参考にして下さいね!

家の中に虫を入れないための「ルームスプレー」とは?

まずは、家の中に蚊や小さな虫を入れないためにも、アロマで作るルームスプレーで家の中に
虫を入れない工夫をしてみてはいかがでしょうか?

必要なアロマはレモングラスゼラニウムになります。
レモングラスは、蚊の嫌がるシトラールを含有しているイネ蚊の植物になります。

殺生を禁じる仏教国ブータンでは、レモングラスを虫よけに役立てていると言います。
また、ゼラニウムは虫の嫌がる香りを発します。
ヨーロッパの住宅には網戸がないことが多いので、虫よけ効果を期待し、窓辺に赤やピンクのゼラニウムを
植えたのが始まりとも言われています。

他国でも虫よけとしても活躍しているレモングラスとゼラニウム、この二つのアロマを使ったルームスプレーの作り方を、見ていきましょう!

材料
・精油…レモングラス14滴、ゼラニウム6滴
・無水エタノール…5ml
・精製水orミネラルウォーターor水道水…45ml

作り方
・ガラス容器に無水エタノール、精油の順に入れてガラスの棒などで混ぜます。
・さらに水を加えて混ぜます。
・ガラス製のスプレー容器に移します。

※精油を使用する場合は、安全面からもガラス製のものを使用するようにしましょう。
金属によっては、変質や溶解してしまう場合があります。

たったこれだけで、虫よけのルームスプレーが作れてしまいます。
窓、網戸、玄関などにスプレー瓶をよく振ってから吹きかけましょう。

ただし、時間が経つと揮発してしまうので、何度も吹きかけるようにしましょう!
これはあくまでもルームスプレーとして使用する際の配合になりますので、体に直接スプレーすることは
避けて下さいね!

体にスプレーに使用する際は、レモングラスとゼラニウムの量だけを半分にしましょう。
そして、精製水かミネラルウォーターを使用しましょう。

体に使えるアロマで作った蚊よけスプレーとは?


以前の日本経済新聞の記事に「蚊が嫌うもの」に関するものありました。
さまざまな方法で蚊が嫌うものを試した結果、一番蚊が寄ってこなかったのは市販の虫よけスプレーだったそうです。

けれど、それに匹敵するのがアロマのシトロネラのスプレーを30分間に4回吹きかける、という結果だったそうです。

シトロネラはレモングラスの同属のため、蚊が嫌がるシトラールを含んでいます。

シトロネラはさらに蚊が最も嫌うシトロネラールという成分を主成分としているので、
蚊だけを避けたいのであれば、シトロネラを使ったスプレーをオススメします。
蚊よけスプレーの作り方は、上記でご紹介したルームスプレーと同じになりますので、
ここでは材料だけをご紹介します。

材料
・精油…シトロネラ5滴
・無水エタノール…5ml
・ミネラルウォーター…50ml

どちらも簡単に作ることが出来るスプレーとなっています。
シトロネラをルームスプレーにしたい場合は、シトロネラの量を倍にしましょう。

しかし、肌が弱い方はこれらのアロマ虫よけスプレーの刺激が強い場合がありますので、
使用を避けて下さいね。