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この夏、美味しいハーブティーを片手にいかが?

最近のカフェでは、ハーブティーを取り扱っているところも増えてきています。

飲み慣れた方なら、苦手意識なく美味しく飲めることでしょう。
しかし、飲み慣れていないとハーブティーの楽しみ方が分からない、という方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、代表的なハーブティーを美味しく頂くために、ちょっとした工夫をお伝えしましょう!
ハーブティー初心者の方は、美味しく頂くためのきっかけに、ハーブティー上級者の方は、普段の
ハーブティーの飲み方と違った楽しみ方を発見するきっかけ
になれば、幸いです。

それでは、まずはローズヒップティーの飲み方からお伝えしましょう!

ローズヒップティー+ジュースで美味しく頂きましょう!

ローズヒップティーは、ビタミンCを多く含む植物として
大変有名です。
レモンと比較すると、ビタミンCの量は約20倍とも
言われています。
しかし、ビタミンCは美白や美肌に欠かせない成分であるけれども、体内で生成されません。
そこで日常的にビタミンCを摂取する必要があります。



日常的に摂取する際は、バリエーションを持たせてローズヒップティーを楽しみましょう。
ローズヒップとハイビスカスが一緒にブレンドされているティーはいかがでしょうか?
これからの暑い夏、ティーに氷を入れ、さらにお湯と同等もしくは少なめのアップルジュースを
注ぐことで、爽やかなティーを楽しめます。

また、氷を詰めたグラスにオレンジジュースを3分の1入れます。
その後、濃く抽出したローズヒップティーをゆっくりと注ぎ入れます。
丁寧に注ぎ入れると、きれいなグラデーションを目でも楽しめます。

ローズヒップティーの種類によっては、葉や花びらのみを使用しているものもあります。
ローズヒップの実(種以外の皮部分)を配合しているものは比較的抽出時間を長めにすることを
オススメします。

「暑くて眠れない…」そんな方にはカモミールを

カモミールは古代エジプトや古代ローマ時代から、痛みの鎮静、風邪予防、睡眠誘導作用などがあるとされ、親しまれてきました。
そこで暑さのため眠りが浅くなってしまう方にオススメしたいのが、カモミールミルクティーです。
カモミールのリラックス効果と、ミルクに眠りを導く
成分の基となるトリプトファンが含まれていることで、
ダブルの効果が期待出来ます。

作り方はいたって簡単です。
ティーポットにカモミールをスプーン1杯程度(約5g)いれ、熱湯を入れて
約3~5分蒸らします。
その間にミルクを温めます。

そして、カップに入れて混ぜあわせます。
甘みが欲しい方はハチミツをお好みの量入れましょう。

また、心地よい眠りにつくためには、体温を上げたあと、睡眠に入るまでに
だんだんと体温を下げることが重要と言われています。
カモミールティーはリラックス効果だけでなく、発汗作用があり、体を暖かくします。

そこで入浴後にカモミールティーを飲むことで、体がじんわりと温まり、
寝る時間に近づくにつれ自然と体温が下降していき、心地よい眠りへと誘われると考えられます。

飲むタイミングを上手に合わせて、夏の夜を乗り切って下さいね。

ただ、妊娠されている方や、キク科のアレルギーがある方は摂取にご注意下さい。

ミントティーで身体の中に涼を取り込もう


暑くてイライラする、そんな方にはミントティーがオススメです。

ミントは、自律神経の働きを調整すると言われており、
解熱や発汗作用が期待できます。
また、口の中をさっぱりさせて、胃もたれなどを解消するとも
言われています。
温かいミントティーを楽しむ方法には、ミントティーに黒糖をティースプーン1杯ほどに入れるだけです。
すると、砂糖を入れた場合と違い、コクのある甘みを楽しめるミントティーになります。



また、ミントティーはミントの葉や茎、そのものを入れることでも楽しめます。
その場合は、グラスにハチミツとレモンの絞り汁を、それぞれ大さじ3杯入れます。

そして、ハチミツを溶かすために少量のお湯を入れます。そこにミントを入れ、さらにお湯を注ぎます。
ミントには母乳の出を抑える作用があるので、母乳の分泌を抑えたい方はセージ茶とペパーミントティーを
1対1でブレンド
してみましょう。
断乳する時などにしっかりと止めたいという場合は、セージ茶のみをオススメします。

ハーブティは組み合わせ方や+αとして何かを加えることで、さまざまな味を楽しめます。
この夏はハーブティーを片手に過ごしてはいかがでしょうか。