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アロマで認知症を予防・改善!脳を若返らせる香りとは?
医学がどんどん進歩して、色々な病気の原因や治療方法がわかっている現代です。
しかし、その中でもまだ完全な治療法がわかっていない私達に身近な病が「認知症」です。
認知症の患者さんは20年前から見ると6倍にも増えているそうです。
そんな中、あるお医者様が画期的な認知症の予防方法の研究結果を発表しました。
認知症の予防は香りから
30年以上認知症の研究を続けている、日本における認知症研究の第一人者である鳥取大学教授の
浦上克哉先生は、
「ある匂いを嗅ぐことで脳を若返らせ、認知症を予防する」という研究結果を発表しました。
実は、認知症を発症してしまうと、最初にダメージを受けるのは匂いを感じとっている
嗅神経(きゅうしんけい)です。
先生によると、この神経を香りで刺激することで機能を再生させ、更にそこに繋がる海馬も活性化
させられる事で認知症を予防・改善出来るのでは、という事なのです。
脳を若返らせる香りとは?
ではどういった香りならば嗅神経に良い刺激を与えられるのか?
先生は実際のアルツハイマー認知症の患者さんに色々な香りを嗅いでもらい、分析するという
実験を重ねた結果“ある香り”に辿り着きました。
それが、ローズマリー、レモン、ラベンダー、オレンジの4種類のアロマオイルです。
この4種類を効果的なタイミングに、効果的にブレンドして使用する事で、認知症の治療薬と
同じくらいの効果が期待できる事がわかりました。
日中には『集中力を高めるローズマリー+高揚効果のあるレモン』という活性系のアロマオイルを
ブレンドして使用します。
夜には『安眠効果のあるラベンダー+リラックス効果のあるオレンジ』という鎮静化系の
アロマオイルをブレンドして使用します。
このように活性化と鎮静化の刺激を嗅神経から脳に与えてあげることで、脳が活性化される事が
わかりました。
脳を若返らせるアロマ療法
▼昼間はアロマペンダントから
日中は、
ローズマリー2滴+レモン1滴の割合で配合したアロマオイルを
アロマ用のペンダントに
染み込ませてアクセサリーとしてつけておくのがおすすめ。
午前中、2時間以上嗅ぐとより効果的です。
▼夜はディフューザーで拡散
夜は、
ラベンダー2滴+オレンジ1滴の割合で配合した
アロマオイルを、
ディフューザーを使って部屋に
拡散させましょう。
就寝の1時間前から2時間以上嗅ぐと効果的です。
※注意点として、アロマを鼻に近づけ過ぎると頭痛などの症状が
おこる場合もありますので
気をつけながら使用して下さい。
昼と夜どちらか一方だけよりも、
活性化と鎮静化を交互に
行うのがより効果的です。
出来れば一緒に行ってみて下さい。
嗅神経は他の神経と比べても再生能力がとても高いそうです。
早い人では1週間ほどで効果を実感出来る人もいますので、
ぜひ生活に取り入れてみて下さいね。